まつをのラジオ:2016年を振り返って

「こんばんは、まつをのラジオパーソナリティーのまつをです!」
「こんばんは!まいまいだよー!」
「なんだか久しぶりに会う気がしますね!」
「そうかなー?☆」
「それはそうと、いよいよ2016年も残すところ2時間ほどとなってしまいました」
「年越し!」
「というわけで今日のテーマは『2016年を振り返って』です。まいまいは今年、どんな一年でしたか?」
「んーとねー、一言で言うなら『パパ』!」
「なるほど!何も伝わりませんね!実はラジオが始まったのも、まいまいと出会ったのも、ブログを始めたのもぜんぶ今年のことなんです」
「おー、色々あったねえ」
「そうなんですよ。僕、一年があっという間だった、というフレーズがあまり好きじゃなくて。振り返るとあっという間に感じるなんて、当たり前のことじゃないですか」
「全部が全部は覚えてられないもんね☆」
「そうなんです。でも、確かに一年間という時間を僕たちは過ごしているわけで。途方も無いほど色んなことがあったはずなんです。それを年末に、あっという間だったの一言で片付けてしまうのは、一年間苦しんでもがいて裏切られて絶望して虚しくなりながらもなんとか生きてきた自分に失礼じゃないですか」
「どんな一年だったの…」
「その逆も然りです。ささやかでも楽しいことや嬉しいことがたくさんあったはずなんです。それをまるでなかったことかのように言うのは、とても寂しいことだと思います」
「そうだねー!まいまいも、パパとデートした場所はぜんぶちゃんと思い出せるし、まつをさんとのラジオも楽しかったからちゃんと覚えてるよ!」
六義園にもデートに行きましたし!」
「紅葉綺麗だったねー!」
「こんな感じでみなさんにも、あっという間だったの一言で片付けるのではなく、一年間にあった色んなことを思い出しながら、生きるより死ぬ方が楽だと知りながらも生き抜いた自分を褒めてあげてほしいなと思います」
「みんな、頑張ったね!」
「さて、お手紙が来てますね。三重県在住の松尾芭蕉さんから『来年も一句読まなきゃ駄目ですか』」
「おお!575!」
「この人575でしか話せないんでしょうか…」
「57577でもたまに話してるよ」
「あんまり変わんないですね。さて、こちらの質問ですが…確かに最近一句にキレも斬新さも侘び寂びも奥ゆかしさもありませんし、それに伴って話題になることもありませんね」
「厳しいねー」
「でも、そういったスランプになってもう一句をやめようとしたのも今年でしたよね。結局数ヶ月で戻ってきましたけど」
「あれは無様だったねー☆」
「たぶんもうあなたは一句からは逃げられないのでしょう。活動再開時の『エゴイズム ゴムを外せば エイズかな』は芭蕉史に残る一句となりましたね」
「まいまいもゴムは避妊のためだけじゃないなって胸にグッときたよ!」
「やめたくてもきっと、来年も苦しみながら続けることになると思います。自分の運命に向き合いながら良い一句を読んで頂けたらと思います」
「楽しみにしてるねー♪」
「それでは、今年最後のラジオはこのあたりでお開きにしましょう。2017年も元気な顔でまたお会いできたらと思います!2017年第1回目のテーマは『セックス』です!」
「まいまい欠席していい?」
「ダメです!それでは芭蕉さん、今日の一句のコーナーお願いします!」
「打ち鳴らす 年の瀬ックス 除夜の鐘」
「ありがとうございます!それではみなさん、また来年もよろしくお願いします!」
「今年はお世話になりまいまい!酉年はみんなでピヨピヨしようね〜!バイバイ☆」