2017年9, 10月の総評

人気の一句

例に漏れず9月分をサボっていましたので、二ヶ月分の総評を行いたいと思います。



今月はこちらが一番人気でしたね。個人的にはそこまでの奥ゆかしさは無いかと思っていました。「同情するなら金をくれ!」で有名な安達祐実さんの声で再生されることで、この一句が貧乳に苦しむ皆さんの胸を打ったのでしょう。僕は貧乳も、好き、ですよ。

お気に入りの一句

それでは私のお気に入りの一句を紹介していきます。



我ながら良いですね。声に出して読みたい日本語です。ホエルオーというのはポケモンのクジラのキャラクターです。

金はイケメンほどにモノを言う、とのことわざがあります。ホテル王が抜けば女性はイチコロ。ホエルオーのように潮を吹いてしまうわけですね。ホテル王とホエルオーの語呂の良さは発明的と言っても過言ではありません。



トラウマになりそうな情景を、あえて滑稽に描いた一句です。パパラッチと言う単語が独特のひょうきんな雰囲気を醸し出していて好きです。



メヌエットの意味を皆さんご存知でしょうか。フランスの民族舞踊に端を発する四分の三拍子の舞踊曲を意味したりします。

さて皆さん、ちんぽっぽ、とつぶやいてみてください。次に、ちんぽっぽ、ちんぽっぽ、とつぶやいてみてください。お分かりいただけますか。人はちんぽっぽ、ちんぽっぽと呟くとき、自然と四分の三拍子でこれを読んでしまうのです。そうです、ちんぽっぽはメヌエットなのです。



皮肉の富んだ風刺の一句ですね。聖職者と生殖者が同音異義語であることは言わずもがなです。

https://www.google.co.jp/amp/ryotaroneko.ti-da.net/a9922016.html
上記URLの記事から一部抜粋をします。

オーストラリア教会の聖職者の性犯罪調査王立委員会は今年初めに暫定報告を公表したが、それによると、オーストラリア教会で1950年から2010年の間、少なくとも7%の聖職者が未成年者への性的虐待で告訴されている。身元が確認された件数だけで1880人の聖職者の名前が挙げられている。

すなわち、100人の神父がいたらそのうち7人が未成年者への性的虐待を犯している

(1)聖職者が結婚できる教会では性犯罪は少ない一方、聖職者の独身制を強いるカトリック教会では性的に未熟な若い神父たちが自分より幼い未成年者に性的犯行に走るケースが多い。すなわち、聖職者の性犯罪とその独身制には密接な関連がある。

(2)カトリック教会が経営する孤児院や養護施設などが性犯罪を誘発する組織的背景となっている。カトリック教会は世界約9800カ所に孤児院、養護施設などを経営しているが、それらの施設に保護される未成年者は聖職者の性犯罪の犠牲となる危険性が高い。経営側の教会はその点について余り自覚していない。

上述の通り、実は聖職者の性犯罪は現代でも問題として取り上げられることのあるテーマなのです。もっと昔、中世ヨーロッパで政治的な権力を握っていたキリスト教徒の皆さんは今以上に好き放題やらかしていたことでしょう。このような背景を知っているとよりグッとくる一句になるかと思います。



フェラず口ってなんだよと思われたかもしれません。ふぇらずろ、ではありませんよ。「減らず口を叩く」の慣用句にかけた造語になります。フェラず口を叩く女性に無理やりちんぽっぽを咥えさせる情景を描いた一句で、強がりながらも結局は男性有利になってしまいちんぽっぽを咥えさせられた女性が脳裏に浮かび性的嗜好がビンビンに刺激されます。



あまり伝わっていなかったようですが、白髪減んない、の部分がとある有名な男色家の名前に引っかかっています。

このヒントでもしっくりこない方は「発明家 男色家」でGoogle検索してみて下さい。



この一句、最高だと思いませんか?そうでもないですか?そうですか。

リップサービスの意味は「耳当たりのよいことば。口先だけのお世辞」といったようなものです。つまり「奥当たるっ///❤️」なんて言いながら奥に当たっちゃいないわけですね。男を喜ばせるための狡猾なリップサービスと言うことです。

この一句の良いところは、上五の「おまんこ」が実は中七の「リップサービス」にかかっているというところです。そうです、おまんこといえば陰唇ですね。そうなんです、「唇」なんです。「奥当たるっ///❤️」と発言しているのは実のところ、おまんこそのものだったのです。

おわりに

たいした数を詠んでいない二ヶ月でしたが、意外と思い入れのある一句が多かったですね。ここのところスランプで全く詠めていませんが、おまんこのように温かく受け入れていただければ幸いです。