ここはかつて焼け落ち田町

 

 

特に何も決めずにブログを書く、というのを久しぶりにやってみます。やりましょう。

ここ最近わたしはいたって平穏に、良いことも悪いこともなく、どちらかと言えばソラニンのサビにあるような、そんな毎日を過ごしています。強いて何か個人的ニュースを取り上げるとしたら、腹筋が割れそう、というくらいでしょうか。毎晩眠る前に寝っ転がりながら怠惰に足を上げたりしていたら腹筋がついてきました。人生で一度くらいは腹筋割ってみたいですね。

ぱぴーーーーーー!!!!!

来年は受験が控えているわけで、現役最後の試合も5月に終えてしまって、いよいよ勉強しないと、というプレッシャーから逃げてこんなブログを書いています。部活が無くなった途端に女バレのみんなと会うことも減ってしまって、あー、もしかしたらこんな風にだんだんみんなと疎遠になっていくのかな、と思うと切ない気持ちになります。ずっと友だち、だが時は経ち、離れた街と町で別々の道。ところで、amazarashiの最新アルバム『7号線ロストボーイズ』がとても良い、素晴らしいアルバムなのですが、中でも際立って好きな曲『かつて焼け落ちた町』のサビが「焼け落ち田町」に聴こえてしまって以来ずっと「焼け落ち田町」に聴こえる呪いにかかってしまいました。

ぴぷーーーーーー!!!!!

東京も梅雨入りしたそうで、雨続きだと外に洗濯物が干せないのでイヤになりますね。目星をつけている近所のいくつかの家の洗濯物を眺めるのが好きなので。日常の些細な楽しみを奪われるのが一番クるものがあります。

隣人の スポプラ揺れる 初夏の風

楽しみに思えるものがあるというのは本当に幸せなことで、そのために生きている、というのも大げさなようで大げさではなかったりします。今の他の楽しみは、漫画『淫獄団地』とアニメ『まちカドまぞく2丁目』です。どちらも入口が狭い(入るのを躊躇いたくなる)作品ですが、入ったらもう出口の無い泥沼、アリ地獄です。『淫獄団地』を読んでいると「人妻もええなあ」という気持ちになりつつ、ロリタッチで描かれた人妻は果たして人妻なのか、属性としての人妻って役割としての人妻と実は違うよね、いやでも不可分だよね、みたいな思索の迷路で途方に暮れます。(『淫獄団地』は余計に人妻の概念が揺れますし)

ぷぺーーーーーー!!!!!

予備校の帰り道って、言いようのない寂しさ、いや、不安、いいえ、寄るべなさ、みたいなものがありませんか。今まさに予備校帰り、イヤホンで上原ひろみの『ラプソディ・イン・ヴァリアス・シェイズ・オブ・ブルー』を聴いていて、曲の長さである22分45秒がちょうど予備校の最寄り駅から家の最寄り駅までの乗車時間と重なっており、この時間は、スマホポチポチゲーで潰すには長く、人生や、私自身の本質を暴くには短い、ちょうど良い長さなわけですが、いまってまさに人生の岐路なんじゃないかとか、ここでぜんぶ投げ出して逃げたらどうなるだろうとか、つまり、、、

なんの話でしたっけ?

ぺぽーーーーーー!!!!!

成功している人、もう少し具体的にいうと、たとえばSNSやテレビでちやほやされている人を見ていると、はいはい運が良かったね、と鼻で笑いながらもその言葉でかえって自分の惨めさの輪郭がはっきりとし、それはそれは濃い妬み嫉みに苛まれつつ、わたしって一生、一生こんなふうに惨めな思いして生きていかなくちゃいけないのか、と嫌気が差してきて気を紛らわすために夢の三連単(トイレで排尿、排便、射精を一緒くたに済ませること。アルファベットの頭文字をとってHHSともいう)をぶちかましたりするわけですが、結局のところ残るのは虚しさと孤独感だけで、こういうのって、Base Ball Bearが歌っていたように19で終わりじゃないのか、と救いようのない気分になったりします。こういうまとまりのない思いを人は「なんか良いことないかな〜?笑」みたいな言葉で紛らわしていたりするんだろうなあとか、言葉にするのも馬鹿馬鹿しい些末な個人的問題を言い合える相手がいると踏み出すべきでないあと一歩を踏み出さないでいられるんだろうなあとか思います。「あなたにとっての1が見つかりますように」とamazarashiも歌っていましたね。