電車会社にお願いしたい3つのこと

お久しぶりです、まつをです。ここ最近はTwitterでナンパ師が投稿している女の子の写真やハメ撮り動画を見ては、私が大切に想う女の子たちがどうかこんなことをしていませんようにと祈りシコる日々です。

さて、今回のテーマは電車会社にお願いしたいことです。毎日利用する駅や電車。「もっとこうなったらいいのに!」と思うことが度々あります。アイデアは浮かぶのですが、電車会社に勤めているわけでもない私にそれを実現することはできません。

この記事では、中でも強く望んでいる3つのことを紹介します。電車会社の関係者がこの記事を読んで、感化され、私のアイデアを実現してくださることを切に期待しています。アイデア料は5億円くらいでお願いします。

防音室

先日私がTwitter(くゆ太子 (@studio_mol) on Twitter)で生まれたての赤ん坊のようにぎゃあぎゃあ騒いでいたので見た方もいるかもしれませんが、改めて書きたいと思います。

駅の構内に、証明写真機のように、防音室が欲しい!

添付のイメージの防音室のように、人ひとり分くらいのサイズの組み立て式防音室があります。楽器の練習などに利用される想定のようですね。

学校の行き帰り、仕事の行き帰り。どうしようもなく叫び出したくなることはありませんか。あります。みんな叫びたいはずです。死ね!クソ!普段は口にすることも咎められるような言葉を。あああああ"あ"あ"あ"!言葉にもならない声を吐き出す鳴咽を。

大声を出したいならカラオケに行けばいい、と思われるかもしれません。たしかにカラオケはこの願望を叶えることができる場所ですが、もっと簡易に、叫ぶことを実現できる場所があるべきです。下手な例えですが、写真撮影スタジオがあるのだから、証明写真機は不要だと言っているようなものです。サービスの目指すところが違うのです。

これを「駅ナカ防音室」とでも名付けてみましょう。駅ナカ防音室の機能としては、以下のようなものがいいのではないかと思います。

  • 利用者がいないときは扉が開いた状態
  • 中に入って課金(10分100円くらいが妥当か)
  • 課金に応じて扉が自動で閉まる(外からは開けられなくなる)
  • 100円で10分単位の延長が可能
  • 満足したら終了のボタンを押すことで、扉が開く(10分以上の残り時間があれば残り時間10分ごとに100円返金)
  • 犯罪に利用されるのを防止するため足元をすりガラスにするなどの対策をとる(これで馬鹿なカップルがえっちなことに利用することも避けられそうですね)

雑な試算で、駅ナカ防音室が利益を出せるのか考えてみました。

  • 導入コスト:200万円 ※防音室が100万円くらいで買えそうなので、適当に2倍にしてみた
  • ランニングコスト:2,500円/月×2年間=6万円 ※証明写真機を導入した際の電気代が、2,500円らしい。実際は他にも保守コストがかかりそう

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1日あたり平均5時間程度この防音室が利用されれば、100円/10分×5時間×2年間=219万円で、コストの206万円を超えますね。初期費用を超えたらあとはぼろ儲けです。

雑な試算なので現実にはもっと考えないといけないことが多いかと思いますが、ヤマハは以下のようなサービスを提供しています。

https://rental.jp.yamaha.com/shop/r/r1020/

エアコン付き防音室が13,300円/月でレンタルできるんですね。これにシステム周りを乗せて、仮に30,000円/月で提供できるとしたら、毎日2時間利用されるだけでも100円/10分×2時間×30日=36,000円で利益を出せます。どうでしょうか。十分に現実的に利益が出せそうではないでしょうか。ヤマハさん、やりませんか。

大声を出せる場所というのは、案外に少ないものです。個人的に防音設備を持っている人などほとんどおらず、公共の場では他人を、家では隣人に気を遣って生活しています。福祉の設備として税金を投入して導入したとしても、この駅ナカ防音室には十分価値があるものと確信しています。

重量課金制

「防音室」がメインだったので残り二つはおまけです。

通話料金なんかに適用される従量課金制。誤字ではなく、電車の運賃には重量課金制を適用してはいかがでしょうか。体積の大きな人や荷物の多い人に押しつぶされそうなとき。明らかに人ひとり分のスペースを確保できず座席を隣の人に侵略されているとき。「この人は自分と同じ運賃しか払わずこれだけのスペースを取っているのだ」と怒りがこみ上げてきます。ほんとうんちです。逆に、自身が大きな荷物を抱えているとき、電車が混んでいると周りの人に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

これが、その人の占有しているスペースに応じて運賃が変わったらどうでしょう。スペースを多く取っている人を見ても、まあ、この人はそれに応じた料金を支払っているのだ、と納得することができそうです。逆に、自身が荷物を抱えているときも、それ相応の料金を支払っているのだから、と堂々電車に乗ることができそうです。こども料金と大人料金を考慮する必要も無くなりそうですね。

とはいえ、センサー等を利用して瞬時に体積を計測し電車賃を変更するのは技術的に難しそうです。できるのかな。できるかも。できたらこれがベストです。しかし、重量なら簡単そうです。交通ICカードをピッとしている間にピッと重量の測定を行い、ピッと料金を割り出すわけです。重量と体積には必ずしも綺麗な相関があるわけではありませんが、まあまあ納得感はある気がします。

郵便物は重さや大きさで料金が変わります。それは、重さや大きさで運搬コストが変わるからだと思います。人間だって重さや大きさで運搬コストが変わるでしょう。100kgの人を1000人乗せたら100tになります。これが50kgであれば50tになります。100tと50tでは動かすのに必要なエネルギーが異なり、したがって電気代が異なり、運搬コストが変わるはずです。(まあ微々たるものなのかもしれませんが)

重量をごまかす不正対策や、妊婦の優遇措置など考えないといけないことは多そうですが、電車会社さん。デブからもっとお金を取りませんか。

臭害者利用制限

電車の中の香ばしい方。

「これはですね、えー、まさに、以前にも申し上げましたとおり、つまりは、えー、社会的損失、あるいはですね、えー、まさに、えー、喫緊の課題として憂慮すべき、対策を講じなければならない問題と考えているわけであります。」

仮想安倍首相が話すとおり、電車の中の香ばしい方は明らかな社会的損失です。その方が電車を利用できることより、その他大勢の方が気持ちよく電車を利用できる方がよっぽど良いように思われます。まじめに語ると功利主義の話とか始めないといけないのですが、哲学的な問題は置いておいて、とにかく香ばしい方がイヤ。イヤだ。

とはいえ、排除するのは過激派集団の考え方なので、もう少し穏便な手段を考えてみましょう。

てれれれってれ〜

カオリセンサー!

嫌なニオイを100段階で測定しスマホで可視化、生活習慣臭啓発プロジェクト始動 - Engadget 日本版

空港の保安検査場みたいな装置で、香りを測定しましょう。引っかかったら利用禁止にします。とはいえ、それでは困る方もいると思うので、リセッシュ等を用意します。しかし、根本的に衣服や身体にイヤな香りが付着している方はそれでも引っかかるので、利用をお断りします。(ここまでするなら、シャワー室とかも有料で用意してあげるといいかも)

反発もあるかもしれませんが、そもそも公共の害となる状態の人間が公共交通機関を利用するのが間違っています。タクシーでも使ってください。

重量課金制で挙げた問題と同様ですが、この対応をとれば「自分自身も香ばしいのではないか」との不安を払拭することができますね。また、引っかからないよう人々が努力し、公共の場の美しい空気が保たれることが期待されます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。後半二つは実現がいろんな意味で難しそうなので諦めるとして、駅ナカ防音室。これは、これだけはなんとしてでもこの世の中に実現したいです。クラウドファンディングでも公的機関の施策でも金持ちのお遊びでもなんでもいいです。叫ぶ場所を、世の人々に用意してあげてください。お願いします。