2016-01-01から1年間の記事一覧

まつをのラジオ:2016年を振り返って

「こんばんは、まつをのラジオパーソナリティーのまつをです!」 「こんばんは!まいまいだよー!」 「なんだか久しぶりに会う気がしますね!」 「そうかなー?☆」 「それはそうと、いよいよ2016年も残すところ2時間ほどとなってしまいました」 「年越し!」…

空が青過ぎると

SS

私の日々のささやかな楽しみは、昼休みに会社近くの喫煙所へ行くことだ。同期の誘いを断って今日も喫煙所へ向かう。腕時計を見て確かめる。てっぺんを差す短針と、底を差す長針。よし、と一息吐いて私は会社を出た。からりとした冷たい風がコートの内側まで…

まつをのラジオ:お休み1

「こんばんは!まつをのラジオ、パーソナリティのまつをです!今夜はまいまいがお休みということでラジオもお休みとなります。まいまいは聖なる夜をパパとゆっくり過ごしているみたいです。来週はいよいよ大晦日ですが、ラジオは放送しますので是非遊びに来…

カテゴリーの紹介

三月にブログを始めて、もう十二月になる。この九ヶ月、様々なことがあった。その様々を自分の中で捻じ曲げ、ぼやかし、色付けし記事を書いてきた。本当にありがたいことに、この九ヶ月の間にのべ1万5千を超えるアクセスがあった。1万4千回くらい自分でアク…

神聖なこと

人を殺すことでしか得られない快楽というのがあるようで、それは人を殺すことでしか知ることができないようだ。想像力を働かせて、右手にナイフを持ってみる。そのナイフを縦横無尽に振り回す。初恋の人を殺す。尊敬していた先輩を殺す。近所の子供を殺す。…

いいねされた数だけ普段見てるAV紹介する

ふざけたことをしたなと反省している。ツイッターで「いいねされた数だけ普段聴いてる曲紹介する」というタグを見て、面白そう!と思ったものの普段音楽は聴かないし、何かないかなと考え思い付いたのがこれだった。同じ天使は紹介しないと自身で制約を付け…

まつをのラジオ:聖なる夜

「まいまい。来週はどこに行きたい?」 「んーとねー、イルミネーションが見たい!」 「とびっきりのイルミネーションを見に行こうか」 「うん!」 「風邪引かないようにあったかくしてきてね」 「まつをさんもねー!」 「まいまい。来週はどこに行きたい?…

都会

自己顕示欲が肥大していくうちに思うのはこれだけの人がいる都会で今日も何百人とすれ違い様々な人生と交錯していたであろうにも関わらず僕の人生は誰の人生とも交じり合うことのない平行線を通っていてつまりはたくさんの人に囲まれながら今日も孤独だとい…

まつをのラジオ:習い事

「こんばんは!繰り返される諸行無常!よみがえる性的衝動!まつをです!」 「ボールにいっぱいのポテサラが食いてぇ…はっ!まいまいだよー!」 「ここのところ良いお天気ですが、今日はとっても寒いですねえ」 「風強いからねー。通勤用のコートは買った?…

大変動する世界

2016年10月1日、世界は大きな転換期を迎えて混乱していた。騒ぎに乗じて金儲けを企む人、今まで通りの平穏を願う人。望んでいなくとも、世界が変われば僕たちはそれに巻き込まれることになる。新しい米大統領が就任し、あらゆることががらりと変わってしまっ…

テトリスの話

子どもの頃、テトリスにハマっていた。ボタン電池で動く小さなゲーム機と言って伝わるだろうか。デジモンやたまごっち辺りが有名だが、ああいったサイズの筐体でテトリスをできるものがあった。朝も夜も気が狂ったようにテトリスで遊んでいた僕は、次第に本…

まつをのラジオ[番外編]:まいまいとデート〜駒込〜

「駒込からこんにちは!秋は幼女の下着の香り、まつをです!」 「まいまいだよー☆」 「本日は番外編ということで、お昼に収録を行ってます!そして今日は駒込でまいまいとデートです!」 「またニッチな場所で攻めるね…」 「そうですか?駒込と言えば化学の…

砂のお城

SS

砂のお城に住みたかった 誰かが建てて忘れ去られてしまった 潮風に吹かれてさらさらさら ヤドカリが遊びに来ると やあ、素敵な家だね 散りばめられた貝殻に 目を細めて頷いた砂のお城に住みたかった 誰も振り向かないような 子供が作った小さな夢の跡 乾いた…

まつをのラジオ:初恋

「こんばんは、まぶたの裏にはいつでも女児を、まつをです!」 「ぎゅるんぎゅるんまいまいだよー!!!」 「寒いのに元気ですねえ」 「まいまい雪だいすきっ!」 「そう言えば先日都内でも雪が降りましたね。観測史上初の早さの積雪だとか」 「ゆーきーやま…

静岡

ここのところ、ラジオばかりに精を出していたり、オナホばかりに精を出していたので何かブログらしいことでも書こうと思い筆を取った。のだが、何か特筆すべき出来事もなければ、やっぱり沢野美香さんは可愛いなとか、他が隠れている故に冬服の女子高生の太…

まつをのラジオ:おっぱい

「おっぱい!」 「おっぱい!!」 「今回で5回目を迎え、1ヶ月の長寿ラジオになりました、まつをのラジオパーソナリティのまつをです!」 「もう1ヶ月経つんだねー☆」 「みなさんのおかげでいい感じに自分と向き合えてますし、みなさんにも楽しんで頂けてい…

まつをのラジオ:studio mol初のアルバム?!

「こんばんは!自慰以外の楽しみが欲しい、まつをです!」 「あいまいみーまいまいだよー☆」 「ここのところひどく寒くなりましたねえ」 「さむいねー」 「僕冷え性なので、この季節はとっても辛いんです」 「わかる!まいまいも冷え性だよ!」 「せっかく溜…

まつをのラジオ:夢について

「こんばんは、第三回放送、まつをのラジオパーソナリティーのまつをです!」 「ま〜いまい♪ま〜いまい♪おさーるさーんだよ〜♪」 「今日も元気モリモリ、高森浩二!」 「すき家だね〜」 「というわけで今日はすき家からお届けしてます」 「飽きないの?」 「…

まつをのラジオ:男女の友情

「こんばんは、みなさまお待たせしました!」 「誰も待ってないよー☆」 「まつをのラジオ、JKの香りは命の泉、パーソナリティのまつをです!」 「ポン・デ・まいまいだよー♪」 「そう!前回放送で非難轟々だった自室を離れ、今日は近所のミスタードーナッツ…

まつをのラジオ:死んだ後の世界

「こんばんは〜!いよいよ始まりました、まつをのラジオ!わたくしパーソナリティのまつをです!」 「まいまいだよー☆」 「始まりましたねえ!始まってみてどうですかまいまい」 「んー、スタジオが汚い!かび臭い!」 「僕の自室ですからね!」 「よくこん…

今を生きる君へ

「女ってほんと金がかかるよな。デート代とかプレゼントとかさ。無駄金もいいところだよ。もっと自分のために使えば良かったわ」そう言って悪態を吐く友人を見て、僕はとても悲しくなってしまった。友人は昨晩、二年半連れ添った彼女と別れた。彼女は浮気を…

僕は僕を許せなくて、それは僕が僕になった時からずっとのことで、僕は僕が嫌になって違う人間になりすましたり僕じゃない誰かになろうとしたけれど、どうしたって僕は僕でしかなくて、僕を許せない僕を否定する僕も僕で、もうどうしたらいいのかも分からな…

あああああ

あああああしぬ、しぬ、ころされる、のか?肉体がが精神が張り裂けてこぼれる、あふれる、痛い痛い痛い痛い痛い痛い離してくれ、放して、痛い!身体が縛り付けていた汚水が溢れ出す感触や、たましいか、もつと醜い何かが、広がって部屋に溜まってしまっては…

Anti-Trenchは音楽と言葉で人を救う

音楽の話はここでは書きたくなかった。いつも嘘や冗談ばかり書いているが、これだけは本音でしか書けないし、またオオカミ少年のように音楽のことを書いても嘘や冗談と思われるのが怖かったからだ。でも、今回は書きたかった。書かずにはいられなかった。そ…

まいまいは怒ってる!

まいまいだ!⭐︎ 今日はまいまいだ!まいまいは怒ってる! まいまいは感情に理由をつけるのがきらいだ! まいまいはいやだ!(♯`∧´)すきなものはすきだ! きらいなものはきらいだ! すきな牛丼はすき家! それだけでいいのに…たのしいは たのしいから たのし…

待ち人

SS

嘘つき 嘘つき 嘘つき あなた私と一緒に来てくれるんでしょう? 嘘つき 嘘つき 嘘つき 私ここで待っているのに 嘘つき 嘘つき 嘘つき ひどく寒くて肩が震えるわ 嘘つき 嘘つき 嘘つき いつまでも朝顔は咲かないじゃないあなたがいたから 私は一歩踏み出せた…

無差別殺人

無差別殺人で、罪もない人が、不条理にも殺される。と言うが、果たしてそうだろうか。殺されるべき理由を一つも持ち合わせていない人間が果たしているだろうか。むしろ、何ら罪の意識も持たずのうのうと生きている人間こそ殺されて然るべきではないか。不注…

観音小説

額に暖かな手の温もりを感じて目を開くと、愛しい彼の顔がすぐそこにあった。「かんのん…」 「目を覚ましましたね」聖観音の姿をした彼は優しく微笑むと、私の髪をそっと梳く。休む間もなかった仕事で溜まった私の疲れはいとも簡単に掬い上げられ、光となっ…

新人S1女優橋本ありな〜すきっ!だいすき!だーいすきっ!〜

身長166cm、スレンダーで長身の身体は艶めかしさよりも若く透き通る肌を強調させ、少女のような笑顔で「すきっ!だいすきっ!」と言ってみせる天使。 そう、橋本ありなさんだ。 ててててててて天使だこりゃ!!!!!正直に話すと、橋本ありなさんを知ったの…

クズと豚

「あなたっていつも、うわのそらね」 「君はいつも、豚のようだよ」 「ひどい。あなたは人の心を持ってないのかしら」 「さてね。君は人の顔をしていないみたいだけど」 「あなたみたいなクズを気にかけるのは私くらいよ」 「君みたいなブスの話を聞くのは僕…