2016-01-01から1年間の記事一覧
彼女と出会ったのは、小鳥のさえずりが春を呼び始めた2月のことだったと思う。今思えば、まるで僕らの出会いを祝福するかのような早い春の訪れだった。早々に何度かすれ違いを繰り返した僕は彼女の心を繋ぎとめようと、千葉から北の方角へ自転車を走らせた。…
親の教育が全てではないかもしれないが、多感な時期を共に暮らす者として親が子に与える影響は計り知れないと考えている。今まで他人事だった子育ても娘ができてガラリと変わった。そしてそれは娘が10歳を迎えてますます変わった。今までは可愛がり甘やかす…
「どうして?」彼女の瞳は潤んでいて、今にも溢れそうな涙のひとしずくが下まぶたに懸命にしがみ付いていた。綺麗だ、と思った。「他に好きな人ができたの?」 「ちがう」 「私が何かしちゃったの?」 「ちがう」 「めんどくさくなったの?」 「ちがう」 「…
「おじさん!聞いて!」 「どうしたのかな?」姪は神妙な面持ちでまだ膨らみのない小さな胸に手を当てました。「知らない人がね、美香のおっぱいをじろじろ見るの!」泣き出しそうな姪の背中をさすり、頭を撫で、その手の匂いをひと嗅ぎしてからおじさんはう…
はじめまして、メルヘンおじさんです。お会いするのは初めてだと思いますので自己紹介から始めましょう。 メルヘンおじさん おじさんは普段何をしているの、とよく姪っ子に質問されます。とても素敵なことだよ、そしてそれはメルヘンと言うんだよ、と伝える…
私は1日だけ時を戻せることができて、だから、どうしてもやり直したかったことや、取り返しが付かなくなってしまうんじゃないかということがあると、そっと時計の針を回してもう一度今日を明日にする。たいてい自分のことに使うばっかりで、もちろん誰かに話…
どうも、マツヲです。みなさん、異性のお友達はいますか?同性と同じように食事を一緒にとったり、日常の些細な愚痴をこぼし合ったり、目的もなく集まって遊びに出かけたり。それでいて、多数の友人の中の一人で満足できる相手が。私は独占欲がとっても強く…
北海道札幌の地に現れ、裏ビデオの世界と邂逅しわずか5作品のみを残しその世界から去って行った伝説の人。さまざまな憶測を呼びそれが噂となり人々の記憶に深く刻まれ未だ消えないその面影。そう、 沢野美香(小林李奈)さんだ。 おんぎゃああああ!!おんぎゃ…
ここ最近は家でだらだらとテレビを見ていることが多い。見ているというよりは、ただぼうっとしているだけとも言える。そんななか流れ始めたCMの女優さん、名前は分からないのだがとても素敵な人でしっかり見てしまった。その人が妹役となり、母親、姉と三人…
ここ最近重めの記事が多かったので、気楽に読めるものを書きたいと思い筆をとってみました。夏休み、皆さんは何をして過ごしていますか。私の頭の中はまいまいのことでいっぱいで、女子高生として過ごす夏休みをとても楽しんでいます。思い出話になりますが…
「別にあなたじゃなくてもよかった」そう言って彼女は藍色のシャツを脱いだ。「別に君じゃなくてもよかった」そう言って僕は臙脂色のズボンを下ろした。愛のない二人の行為は淡々としていて、それなのに情欲だけは駆り立てられていく。乱暴なやり方に彼女は…
「お母さんの子になんて生まれたくなかったわ」 「あらあら、突然ひどいことを言うのね」 「こどもは両親を選んで生まれてくるって言うでしょう。そんなの嘘よ。わたしは絶対にお母さんを選んだりしないもの」 「そうねえ。でも私も、選べるならあなたなんて…
匂いが合うか どうかが大事ですね。57577ですね。苦手な香りがする方はどんなに綺麗な容姿でも、気が合う人でもちょっと厳しいなと。匂いが合わないと感じることはそこまで多くありませんし、私のような社会の犬でなければそこまで鼻も効かないでしょう。し…
その1 「お前の彼女が人質だ」 「ふざけるな!そんなことをして何になる!」 「そうだなあ、金になるかもしれないな。そんなに助けたければ1000万、用意してみろよ」 「くっ…すこし、時間をくれ…」〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜「用意したぞ、さあ、彼女を解放しろ!…
終電を逃してしまったな、と0時35分の腕時計を見て思った。文字盤の小さな、いかにも女の子らしいこの腕時計をくれたのは父さんだった。高校生のくせに最終電車を逃すなんて不良だと思われるかもしれない。友達とバカ騒ぎをして時間も忘れて帰れなくなって。…
こんばんは、マツオです。今日は中高生時代の思ひ出、私の人格形成に甚大なる影響を与えた携帯小説と向き合ってみたいと思います。 携帯小説 携帯小説と聞くと、皆さんは何を思い浮かべるのでしょうか。『恋空』あたりがやはり有名どころでしょうか。多くの…
こんばんは、マツオです。地上へ這い出て日にやられた蚯蚓のような近ごろです。さてさて、今回は人は人を見た目で選ぶのか、というテーマについて「性的な」観点から考えてイきたいと思います。ああ、どうか踵を返さないでください。お楽しみはこれからです…
朝に記事を書くのは初めてです。たぶん。マツオです。うららかな日差しの中で、朝の少しだけひんやりとした空気の中で、ここ最近いろいろ思うところがあり自身のコンプレックスに向きあってみたいと思います。朝なのでロリコンとかの話ではないです。残念で…
2014年12月、北の国から彗星の如く現れ、いや、天使が如く舞い降り瞬く間にその界隈を上り詰めエースと名高いその人を知っているだろうか。名前は知らずとも一度は見たことがあるだろう、彼女の名は。 そう、北野のぞみさんだ。 天使だ!!!!!!天使だこ…
性犯罪被害の経験がある方には気分を悪くする記事であるかもしれないことを先に申し上げておきます。パンツ! 皆さんは性犯罪、とくに強姦についてどのような印象を持ちますか。卑劣な行為で、異常者がするもの。そんな風に考えてはいませんか。残念ながら、…
人はどうして不幸せになるのでしょうか。生きていることそれ自体が幸せだとか、友人がいれば幸せだとか、そういった話もありますね。その逆であれば不幸せということでしょうか。幸せの定義についての議論はとても難しいので、ここでは話を進めるためにそう…
2016年6月25日17時2分、私は西千葉駅にいた。理由などはどうでもいい話だ。私はそこで見た景色に、甲子園でシーズン優勝を決めた阪神タイガースファンが如く絶叫した。歓喜の渦に飲み込まれた私は両腕を上げ、もう少し、ここにいさせておくれと神に祈った。…
こんばんは、まつをです。先日俳諧からの引退宣言をしまして、残すは20弱のストックを消化するのみとなりました。1年半続けた活動をやめるとなると、幾ばくかの寂寞を覚えますね。思えば、一昨年の暮れあたりに575調のツイートをしたのが松尾芭蕉の始まりで…
誰にも嫌われないようにとか悪く思われないようにと振る舞えば相対する話者によって人格を切り替えなければならないしそのように幼い頃から過ごしていれば段々と個性というものも無くなり信念はおろか自身の性格さえも曖昧となり例えるならば柱が一本をある…
咲いた花を人は美しいと言う。花弁は太陽の光を浴びて妖艶に色づき、しおれるまでの儚い時に夢を見る。咲いては枯れていく花々の中、咲かずして花より美しく、咲かないゆえに無限の可能性を秘め、凛として佇み永遠の夢を見せる存在。 それがつぼみさんだ。 …
こんばんは、まつをです。 最近父親が料理に凝っていて「にんじんが柔らかくならねえ!」と怒っていました。ふふふってなりました。 タイトルにある通り、今日は絶対に痩せる方法を紹介します。出し惜しみせずに痩せる方法をお話しするので、痩せたい方には…
これから先、書くであろう記事に向けての決意表明を。今までも何度か書こうと思い立ってはいたのだが、書き出しの数行で筆を投げ、それらはすべて丸めてゴミ箱に捨ててしまった。自分にとって「本当に大切なもの」を人に伝えるのは、そう容易くない。いや、…
この年になって、今日は仕事でこっぴどく叱られたよ。もうずっと、自分がなんのために頑張ればいいのか、分からないでいるんだ。未来はいつだって思いがけない。想像をはるかに超える出来事がさも当たり前のことのように次から次へ起きる。過去はいつだって…
こんばんは、松尾芭蕉です。私のツイッターアカウント松尾芭蕉 (@MatsuwoBaseu) | Twitterも、一句を詠み始めて一年と半年ほどが過ぎました。作品数は500を超えましたが、どれか1つでも皆さんの心に残った一句はあったでしょうか。今日は昨今の俳諧、私のア…
最近涼しいねっ!まいまいだよ!知ってる人もいるかな〜、今日ゎまいまいの誕生日なの!まいまい17さいになりました!(*^ ^*)おめでとーってまいまいの大好きなたけのこの里プレゼントしてくれたさりりん、本当にありがとねっ!お祝いしてくれたみんなのこと…